やさぐれオペレーター日記

雰囲気でやってる元ネットワークエンジニアの日記

SDNまわりについて

SDNの系譜がよくわからなかったのだが、 ざっくりこんな感じ?

<目的> ・サーバ仮想化が発達してきたけど、ネットワークはそこまで仮想化できなくて使いづらい。 サーバに合わせて、ネットワークも仮想化したい。

<手法1> ・ネットワークを仮想化するのに、コントロールプレーンとデータプレーンを分けて、 コントロールプレーン(パケットの行き先の制御)をつかさどるSDNコントローラと データプレーン(パケットを投げるインターフェース)をつかさどるSDNスイッチで分割して、 柔軟なネットワークを作ろう。(Openflow)(ホップバイホップ) ◆メリット 柔軟性が非常に高い。 やろうと思えば、スイッチをFWやLBとして使用可能。

◆デメリット 際限なく通信を制御できるため、データプレーンのスペックが追い付かない。(TCAMなど) 今までのスイッチは使用できないためコストが高い。 (実装にもよるが)コントローラ障害時に、通信ができなくなる。

<手法2> ・仮想スイッチ間でトンネルを張って、その中を行き来できるようにして、柔軟にL2ネットワークを伸ばしたり 大量にVLAN生成したりできるようにしよう。 実装方法としては、L2フレームをL3フレームでカプセル化。(VXLAN・NVGRE・STT) ◆メリット 既存環境をそこまで大きく変える必要がない。

◆デメリット 柔軟性が低い。

・分けることによって、FWやLBもSDNスイッチで実装可能? ・実装できないことはないけど、負荷が高すぎるからNFVを使おう。

というところが現状? やっぱり、よくわからない・・・。

参考サイト www.nic.ad.jp

www.itbook.info